入れ歯で後悔したくない方へ~名医のいるクリニック選びのコツ
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医者の掛かり方と健康について

2010年の夏、日野原重明先生の講演会に行きました。
その年の秋には、99歳になられる日野原先生でしたが、1時間以上にわたって、椅子に座らず、張りのあるお声で、楽しく有意義な公演をされました。

時には、モデルウォークばりの歩き方講座も交え、エスカレーターを使わないことなどもお話になりました。
講演の中心は、医者と患者とのすれ違いを無くすにはどうするか、という内容でした。

医者と患者のすれ違いを無くすには

日本の医療では、どうしても診療時間が短くなりがちというところから日野原先生の話は始まりました。

医者自身も、もっと患者さんの話に耳を傾ける姿勢が必要ですが、実は、患者さんサイドのコミュニケーションの取り方がうまいと、より良い医療サービスを受けやすいということです。
短い時間の中で、できるだけわかりやすく、的確に、自分の症状や服用している薬、経過、などを伝えることを勧められました。

そうしたことをメモにしてまとめて渡すことで、医者は患者さんとの有意義な会話の時間をたくさん持つことができますし、診断を下すための情報が、正確に受け取れ、正しい判断を下しやすいというメリットもあります。
患者さん自身も、医者に大切なことを伝え忘れることもなくなります。

日野原先生ご自身は、あいさつの仕方ひとつでも、沈んだ暗いトーンではなく、明るい、少し高めのトーンで声掛けをするなど、工夫をされているとの話もありました。
そうした中で、私の心に残ったのは、「健康とは何か」という、講演会の最後に語られた部分です。

「人間は、100%健康な人などいない」

このように日野原先生はおっしゃいました。

人間の目で見たら、健康かもしれないけれど、顕微鏡で見たら少し歪んでいるところがあるかもしれない、もっと細かく電子顕微鏡で見たら傷ついているところが見つるかるだろう。

完全に健康な人間など一人もいない。
そして、老いない人間も一人もいない。

では、健康とは何だろう? 日野原先生はおっしゃいました。

「 健康とは、病を得ても、老いても、健康感を失わないこと 」
「 幸福とは、どんな状況にあっても、幸福感を失わないこと 」

…いかがでしょうか?健康とは、健康な状態だけを指すのではないということです。心の持ちようが大切だということです。含蓄のある先生の言葉でした。

萩原歯科医院では、患者さんとのコミュニケーションを治療の第1歩に据えています。まず、患者さんの不安、不満、希望をうかがうこと。それができずして、治療は始まりません。